真実 1
今日は・・・神秘家のお話です。
ウスペンスキーは簡単な真実をとらえそこなっていました。
かりに疲れていても楽観的な気分でいるなら、少し休んだだけで元気が回復しバッテリーの充電ができるでしょう。
だが、疲れたときに悲観的な気分でいると、眠っても疲労感はとれないでしょう。
ここでもう一度、何かがうまくいかなくなりそれを正しい状態に戻したときにどういうことが起こっているか考えてみてください。
「正しい状態に戻る」と、物事が「正常になった」ことを喜ぶ気持が生じ、「正常」はまことに望ましい状態だとうれしくなってくる。
だが、物事が正常になり、長いあいだ正常であり続けていると、わたしたちは正常性を当り前だと思うようになります。
それどころか、それを退屈だとさえ思うようになります。